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2023/5/21

プロジェクト開始以来、初めて対面でDrawing  Dialogueを行った。

料理や食に関する話題で盛り上がった後、まずはデータでの往復で基本になりつつあった15分のドローイングを交換する。往復回数は3回。二人とも15分を長く感じていた。そのため、タイマーの残り時間をチラリと見やる場面もあった。

次いで、対面だからこそ試してみたかった1分のドローイングの交換。先ほどの15分は一回ごとに数分間を置いたが、今回は連続で5往復する。一巡目の1分に想像以上の短さを実感し、思わず笑い合う。紙を交換し、慌ただしくタイマーをセットし直し、ペンを選んで、二巡三巡と続ける。時間と空間を共有し、かつ、思考する余裕なく相手のドローイングに応えていく一連の流れが非常に面白く興味深い。

では、倍の2分ではどうなるだろうか? 往復する回数は4回。自然と条件が決まり早速始める。1分を体験した後の2分だったせいか、何となく余裕を感じる。さまざまな作用によって感覚が変化することに気づく。

今後のDrawing  Dialogueをどう進めるか。実験の幅を広げるきっかけになったと同時に、描いている環境を注意深く観察する必要性を確認する日になった。

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