一等星の名称をもとに文学的思考を重ね表現した作品、および、季語から着想を得て制作した作品。
星座や星々の名前が持つ物語はまさに文学であり、先人達が夜空に想像や創造の種を見出していたように、その思考プロセスには別のイメージを引き出す力がある。
他方、春夏秋冬季節の移ろいを表し、俳句・連歌に用いられる「季語」は天文と文学をつなぐツールともいえ、それらの言葉が内包するイメージはインスピレーションをもたらし想像力を刺激する。